「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J2第23節モンテディオ山形戦 粘りの守備で前回対戦の再現を。

前節はアウェイで町田に勝利し、連敗を6で止めた栃木。だが、まだ降格圏と差はない。ホームで連勝が懸かる一戦を取れれば今後に非常に大きな意味を持つ。迎えるのはモンテディオ山形。現在10戦負けなしと好調だが、勝機はある。夏のナイター、グリスタ劇場の開演といきたい。今節は19時から栃木県グリーンスタジアムでキックオフ。

前節のゴールでJ2通算最多単独トップとなる95ゴール目を記録した大黒将志。連続ゴールはなるか。

耐える展開が予想されるが勝機はある

前節アウェイで連敗を6で止めて、10試合ぶりとなる勝利を挙げた栃木。

「ただ、一つ勝ったに過ぎない」

選手たちが口を揃えるとおり、降格圏との差はわずか。今夏の移籍動向次第でガラリと変わる可能性を秘めるチームもあるだけに非常に重要な局面だ。ここで勝つか負けるか。今後の流れを左右する戦いだ。

「楽に勝てたわけではなく全員がハードワークをして掴んだ勝利。今後も大事にしていきたい」(横山雄次監督)

前節後に指揮官が話したとおり、ハードワークと一つのボールに対する集中、町田戦のいいイメージを継続してピッチに表現したい。苦労して掴んだ勝利を無駄にしてはいけない。

 

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