「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J2第26節ツエーゲン金沢戦 3連戦最終戦、我慢比べ必至の試合を総力戦でモノにせよ。

前節はアウェイで水戸にスコアレスドロー。これで4試合連続で無失点となった。後期戦は4試合消化して2勝2分け。さあここからだ。今節の金沢には前回対戦で0-2で敗れている。守備が堅いチーム同士の戦いは堅い展開、我慢を要する戦いになると予想される。3連戦の最終戦、タフな試合を集中を切らさず、最後に勝点3をもって来れるか。今節は栃木県グリーンスタジアムで18時キックオフ。

前節、その能力の片鱗を見せた西谷優希。今節はどんなプレーを見せるか。ツインズのコンビネーションプレーにも注目したい。

 

シンプルイズベストの堅いゲーム展開が濃厚

 

さあ、3連戦の最終戦、金沢戦だ。

4試合連続無失点の立役者、竹重安希彦が「この守備を続けること」というとおり、栃木としては今の堅調な守備を続けることだ。コンパクトを前提に、前で奪えるときは奪う。

その上で、勝負を決めるラストパス、クロスボールの精度を上げる。CKやロングスローに変化を交えながらゴールに迫る。これで勝点3が近づく。

 

今節の金沢は堅いチームだ。前半は無失点に抑えて後半勝負、という典型的なチーム。後半の得点数はリーグ1位というデータがあるようだ。

対する栃木も前半は無失点で抑え、後半ややオープンになった時間帯に勝負、という展開がらしい戦い方。前節水戸戦もそのような展開で進んだ。66分に途中投入された西谷優希が「自分の持ち味はある程度出せた」という存在感を示したが、今節はどんなプレーを見せてくれるか。

 

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