「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【インタビュー】「えとみほ」さんが栃木SCでやろうとしていること。マーケティング戦略部長、江藤美帆さんに聞く。(後編)

今年の5月1日付けで栃木SCのマーケティング戦略部長に就任した「えとみほ」こと江藤美帆さん。昨日の前編に続いて後編でも、えとみほさんが栃木SCでやろうとしていることをざっくばらんに聞いています。(インタビューは6月8日に実施)

【インタビュー】「えとみほ」さんが栃木SCでやろうとしていること。マーケティング戦略部長、江藤美帆さんに聞く。(前編)

選手たちが地域からの認知度を上げる方法

 

――ところで、選手たちにInstagramを使うことを勧めていますね。

「うちの選手の中で何人かに教えてほしいと言われているんです」

――それは菅和範選手ですね。

「そうです、そうです」

――彼は向学心の塊なんで(笑)。

「そうですね(笑)。ぜひ教えてほしいと。わざわざクラブ事務所まで来て聞いて来てくれたんです」

――彼は人間力がある選手ですからね。選手がInstagramをやるデメリットもあるんだろうけど、メリットもあるんですよね。

「そうですね。それこそTwitterは罵詈雑言を浴びやすいんです。本田圭佑選手とか長友佑都選手たちが豪快に炎上していますけど、ただ、J2の選手は大手メディアがなかなか取り上げてくれないので、ならばInstagramで自分の考えを発信したほうがいいと思うんです。Instagramには拡散の概念がないので、その人を知っている人しか入り込んできません。そこでサポーターさんらと知り合い、緩やかなコミュニティをつくっておくと、いざ移籍したり、引退したりしたときにその繋がりが活きたりする」

(残り 3648文字/全文: 4294文字)

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