「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【トピックス】栃木SC 復活に向けて。キャプテン廣瀬浩二の矜持。「ここからどう試合に絡んでやろうか。それしか考えていないです」

廣瀬浩二。復帰に向けてランニングを開始した。

脚の骨折はキャリアで初めて

 

走る先の一点を凝視する目には力があった。

キャプテン廣瀬浩二が復活に向けたリハビリを開始している。

ケガをしたのは7月下旬のこと。練習中に味方と接触して倒れたときに覆いかぶさるように膝下に体重を乗せられた。

いつもなら数分で痛みが引くのだが、なかなか治まらない。診断すると、右腓骨骨折、復帰まで約8週間という重傷だった。

8月中はクラブハウス内でパワーマックスをひたすら漕いだ。そして9月、チームが練習するグラウンドの外周を一歩一歩確かめるように走り始めた。

「まだ痛みはあるけど、もう大丈夫。8月中はパワーマックスを漕ぎまくったので心肺機能は落ちてません。ただ、実戦はまた別物だから早くトレーニングに合流して元の状態に戻さないと」

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