「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【PLAYERS Column】栃木SC 福岡将太の”あれから5年”。

 

これがJリーグだよな。J1の選手たちはこういう雰囲気で毎試合戦っているんだよな――

 

前節、NACK5スタジアム大宮のピッチに立ったときに、素直にそんな感情が沸き起こった。

9千人を超えた2節のアウェイ岡山戦のピッチにも立ったが、陸上トラックを挟んだこともあり観衆の圧迫感を感じなかった。1万人超となった17節のアウェイ松本山雅戦はメンバー外だった。

 

思えば、これがプロとして初めて感じるJリーグらしいアウェイゲームの雰囲気だった。

 

「実践学園高校時代に高校サッカー選手権で国立の舞台を踏んだときの雰囲気を思い出しました。大宮戦は気持ちよくサッカーができたし、シンプルに楽しかった。それほど緊張もしないでプレーできたと思います」

 

ずっと求めていた舞台だった。

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