「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【レポート】栃木SC 2018シーズン報告会で聞く、選手たちの来季への思い。

シーズン報告会で聞く、選手たちの来季への思い

 

今季の2018シーズン報告会。

会場は昨季に続いて、溢れんばかりの関係者で埋まっていた。クラブの支援者の人だかりのなかには、他サッカークラブの関係者の姿だったり、以前まで栃木SCのフロントにいた人たちだったりの姿も確認できる。この辺り、クラブの受け入れる態勢というか、11月にリーグ戦が終了した時間的余裕というべきか、色々バタバタしていたJ3時代とはまた変わってきたなあという印象である。

なお、今夜は岡﨑建哉とジョニー・レオーニが諸事情により欠席したほかは、全選手が出席した。

「正直、結果に関しては悔しいという気持ちを持っています。ただ、選手、監督は一試合一試合を全力で戦ってくれました」

冒頭、橋本大輔社長から感謝の言葉が続いた。

「集客の方はと言えば、目標に掲げていた6千人から約500人も少ない。この原因は何なのか。オフシーズンの間にきっちりと振り返って、必ず来季に繋げていきたいと思います」

2009年のJリーグ参入から10周年となった今季、観客動員数の平均は過去最多となる5,657人を記録したが、橋本大輔社長をはじめとするクラブスタッフの目標値ははるか高みにあるようだ。

続いて、横山雄次監督が短い挨拶で感謝の言葉を伝えた。

「厳しいJ2でしたが最低目標を達成できたことはホッとしています。私事ですが、3年間務めさせてもらった監督を辞めることになりました。3年間、厳しい時期も皆様には熱い支援をいただきました。本当にありがとうございました」

挨拶が終わるや、会場から大きな拍手が沸き起こった。

 

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