鹿児島とたこ焼きとTENGA(海江田哲朗)【J論】

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【お知らせ】年末のご挨拶と年始の更新予定

(撮影は永島一顕)2018年のチームは時間をかけてタフになっていきました。

 

2018年、最後の更新になります。

開幕3連敗、12失点という悪夢のスタートを切った今季でしたが、最後は何とかJ2残留を決めて終わることができました。僕自身、この栃木フットボールマガジンをスタートしてから初となるJ2の舞台になりましたが、リーグ戦42試合+天皇杯アウェイ徳島戦のすべての試合の取材を現地で行うことができました。それも日ごろから栃木SCと本サイトの活動に支援をくださっている読者の皆様のおかげだと思います。来年も引き続きご支援を頂ければと思います。

色々と企画してやりたい野心があっても、先立つお金がなければなかなか一足飛びには実現しないものです。栃木フットボールマガジンにもできれば心強い編集者に協力をいただき、僕自身は取材やインタビューに走り回ってせっせと記事作りに注力することができれば更新頻度も精度も上がるかなと思案するのですが、まだまだそのレベルには至っていません。

栃木SCのクラブ運営も同じでしょう。

野心はある。けれど潤沢なお金がない。ハード面も含めて色々と揃っていく周りの動きに対し、歯がゆい思いを募らせているクラブスタッフも少なくないかと思います。

 

1.お金があって野心もある

これ、最強ですね。J1でいえば川崎フロンターレがそうなんじゃないかなと思っています。

2.お金はないけれど野心はある

栃木SCはここでしょうね。

3.お金はあるけれど野心はない

数年前のJ1やJ2ですね。お金が内向きに回っているだけの状態。リーグがガラパゴス状態になり、新規参入がなく、停滞し、先に待っているのは現状維持からの緩やかな衰退。この危機的な状況に対し、Jリーグは村井満チェアマンを中心に大きく舵を切って動き出し、端的に言えばDAZNマネーを獲得し、そうこうするうちにIT業界が本格参入し、各クラブともお金を持ったうえで知恵を絞りながら競争をしなければいけない状況に突入していきました。そういう状態で悪戦苦闘を繰り返していくうちにクラブは「1」に近づいていくのだと思います。

4.お金はないし野心もない

これはもう早く退会しろって話ですね。

 

栃木SCは現在「2」なので俯瞰してみれば決して悪いポジションではありません。J3に降格する前の栃木SCも確かに「お金はなくとも野心はある」状態だったと思いますが、「野心」を形にする行程表がなく、とにかく妄信的にJ1へと突き進んだ「賭け」でありギャンブルとなってしまいました。そして賭けに負けて停滞しました。今の栃木SCはあの時の反省を活かしつつ、お金がないながら「野心」をしっかり持ち、明確なビジョンを打ち出し、アイデアを出し合って、少しずつ前へ進んでいるように見えます。来年もこの流れにしっかりと沿って進んでほしいと願っていますし、きっとそうなっていくでしょう。そして、体力を蓄えたうえでいつか勝負に出るときが来るでしょう。

そんな栃木SCに起こる出来事に対して、あーでもない、こーでもない、と盛り上がれるのが、愛するサッカークラブが日常的にある醍醐味であり、喜怒哀楽を満タンにする心の豊かさに繋がり、栃木フットボールマガジンとしては、それをいかにエンターテイメントに昇華できるか腕の見せ所なのだと自覚しています。

今季はJ3よりも試合数が10試合程度増えたJ2の全試合を取材するだけで、正直、ヘトヘトになっていました。が、もう全42試合を取材するペースも掴めましたので、しっかりと来年に活かし、今年できなかったことを入れ込んでいこうと思っています。何よりも、J3時代を経て、今年は各地を回りながらJ2を取材できる幸せを感じたシーズンでもありました。また来年もJ2を取材できる喜びがあります。

 

ということで、今年の更新はこれをもって終了致します。

15日(土)までお休みをいただき、6日(日)から更新を再開いたします。

6日から残りの選手レビューや新加入選手のニュースを書いていれば、あっという間に新シーズンの新体制会見、初練習レポート、春キャンプと突入していきます。また来年も漏れなくチーム活動をお伝えしていきますので、少しの間だけ充電期間を頂ければと思います。

では、また来年もどうぞよろしくお願い致します。皆さんよいお年を! 

果たしてお年玉はあるか! わかりません。僕も皆さん同様に祈るのみです。

 

栃木フットボールマガジン 鈴木康浩

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