「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

宮崎キャンプ2019取材レポートは1月31日~2月9日を予定【編集日記】(19.1.26)

今年は天候の心配は今のところ大丈夫

 

去年を振り返ると、シーズンの始動とともに河内陸上競技場のすべてを覆う雪に見舞われました。満足にボールを使ったメニューをこなせないままキャンプ地である宮崎県都城入り。しかしながら、都城のグラウンドもうっすらとした雪が見え隠れするような、寒い日が続きました。チームの荷物を運んでくれる坪山運輸さんが「雪のためにまさか熊本で下道に降りないといけないなんて、想定外でした」と話していたのを思い出します。例年にない寒波到来だったのです。

今年は今週に入ってからやや寒い日が続きましたが何とか大丈夫そう。キャンプ地の都城も連日例年並みで毎日10℃以上はあるようで、今のところホッとしています。これが去年のように10℃を切って、67℃辺りを推移するとなると、選手たちは練習後にまずは身体を冷やさないことを最優先して一目散でホテルへ向かわざるをえませんでした。シーズン前の大事な時期なので当然でしょう。が、となると練習後に芝生に寝転がって談笑しているような選手たちに声をかけて取材を敢行、なんてことができずに選手のコメント取りにも一苦労する状況がありました。すべては天候次第になりますが、今年はその意味では心配する必要がなくキャンプ入りできそうです。

 

宮崎県都城市をベースにする宮崎キャンプについて、チームは129日(火)から210日(日)までを予定しています。栃木フットボールマガジンは以下の日程でキャンプレポートを実施します。

宮崎キャンプ2019レポート

131日(木)~2月9日(土)

実際には30日(火)夜に現地入りし、宮崎キャンプ3日目に当たる1月31日(木)のトレーニングマッチ徳島ヴォルティス戦から取材します。トレーニングマッチについては例によって詳細は書けませんが、試合の雑感や監督・選手コメントを、練習日については目に留まった調子の良さそうな選手を中心に”旬”をお届けしていきます。またキャンプ中に田坂和昭監督らのインタビューも予定していますので、キャンプ後の開幕前にはお届けできるように準備します。

今季が始動してから練習をちょこちょこと取材していますが、チームの骨格となるものがうっすらと見えてきています。宮崎キャンプではより鮮明になってくると思いますので、その輪郭と言えるものをお伝えできれば。とりわけ前線のレギュラー争いは熾烈ですね。宮崎キャンプでの調子の良し悪し、トレーニングマッチでのアピール次第で序列が一気に変わったり。非常に興味深いキャンプになりそうです。では。

 

栃木フットボールマガジン 鈴木康浩

 

去年1月時点の河内陸上の様子。

去年の宮崎キャンプの最終日、まさかの一面雪。急きょ室内競技場でのトレーニングに移行。

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