「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

西谷和希、栃木の新10番として絶対的な存在に。【開幕直前インタビュー】(19.2.15)

 

プレシーズンの西谷和希を一言でいえば、キレがまた一段と鋭くなった、となる。プレシーズンのトレーニングマッチでは相手の厳しいマークをものともせずに跳ねのけ、チャンスを構築し、ゴールをもぎ取るシーンも見せている。今季、新たな仲間たちを牽引する絶対的な存在になるのか。J2の舞台でどこまで輝くのか。

 

ドリブルのキレは右肩上がり

 

――シーズンの始動から観察しているとターンのキレが一段と増していると感じます。

「それは(坂田)良太さんからも言われました。身体の仕組みには内旋と外旋があって、人は内側へ行こうとすると腕も内側に巻き込まれるんだそうです。その辺りの考えを深めてプレーに活かしているんです。オフシーズンに色々と試して、今はその成果がちょっとずつ出ている。まだまだ途中ですけど」

――アウトサイドでキレ味鋭くターンするプレーが実に爽快です。

「そこは随分とやってきましたから」

――相手のプレスの矢印に対して一瞬にして逆を奪える。間違いなく効きますね。

(残り 3776文字/全文: 4204文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ