「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

栃木のゴールマウスを守るGKユ・ヒョンを支える存在。「ヒョンさんはストイックでプロフェッショナル」【トピックス】(19.2.27)

開幕戦では好セーブを連発したGKユ・ヒョンと韓国語通訳のキム・ドンギュ(左)。

▼通訳という仕事を超えたサポート役として

「緊張はしなかったですね。もともと緊張するようなタイプではないんです。それよりも、久しぶりに公式戦に出場できた喜びのほうが大きかった。楽しくプレーできました」

開幕戦の感想を改めて聞いたときのGKユ・ヒョンの言葉を、手元のメモ帳にすばやく書き込み、そして丁寧に言葉に変換しようとするキム・ドンギュ(写真左)。今季、韓国語通訳として新たに栃木にやってきたチームスタッフの一人だ。

ユ・ヒョンは34歳。キム・ドンギュは22歳。一回り年齢の異なる自身の通訳に対してユは「ちゃんと通訳できている?」と心配そうな様子でのぞき込む。「もう一回、いいですか?」。メモが間に合わなかったからもう一回、とキムがお願いすると、しょうがないなあ、という様子でユがもう一度話し始めた。

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