「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

寺田紳一「まずひとり一人が気持ちの部分で上回ることが大事」藤原広太朗「サポーターはもちろん、試合に出ていない選手にも伝わるものがある試合をやらないと」温井駿斗「次の試合で取り返せるように」【第3節横浜FC戦直前コメント】(19.3.9)

8日の練習後、寺田紳一、藤原広太朗、温井駿斗が第3節横浜FC戦に向けてコメントした。

◆寺田紳一

――次戦は古巣戦です。

「知っている選手も結構いますけど、知らない選手も結構試合に出ているし、どうなんですかね。カズさんに会える嬉しさはありますね。ただ、(佐藤)謙介とか南さん(雄太)とはよくつるんでいました」

――佐藤謙介選手は横浜FCの心臓ですね。

「僕が一緒におるときに一緒にたくさん試合に出たし、謙介はあの頃以上に責任感をもってプレーしているように映りますね。自分がもっとやらないといけないという気持ちを感じますよ。僕が横浜FCでキャプテンをやらせてもらった時に似ているかなと」

――大変だったわけですか?

「まあ、別にふらふらしていたわけじゃないですけど、僕はそう見られがちだったんです。それで当時の監督の山さん(山口素弘)にキャプテンになるきっかけを与えてもらって、それで少しは周りを見られるようになったと思うんです。謙介は去年キャプテンをやっていましたが、まるで僕みたいだなと。あいつも結構ふらふらしているように見られがちなんですけど、でもあいつなりに色々考えてやっていたと思う」

――寺田選手もキャプテンの経験は大きかったと。

「山さんがすごくいい監督で色々なことを教えてもらえたんです。『キャプテン、やってみないか?』と言われて最初は断っていたんですけど、『自分の成長に繋がるよ』と言われて、やってみたらそのとおりでした」

――そのとおりだった。

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