「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

泥臭い戦いを。初ゴールを。初勝利を。【J2第3節横浜FC戦 3ポイントプレビュー】(19.3.9)

大﨑淳矢。ここまで溜め込んだパワーを爆発させるか。

前節はアウェイ水戸でダービーマッチに3失点惨敗。開幕から2試合を消化して未勝利、まだゴールもない状況の栃木は現在19位。今節は21位横浜FCをホームに迎え撃つ。横浜FCもまだ未勝利と調子が上がっていない。栃木がほしいのは初ゴール、初勝利。危機感に包まれたチームが一丸となった戦いを見たい。第3節は3月10日14時から栃木県グリーンスタジアムにてキックオフ。

 

▼前節の惨敗を受けてチームはどう変わるか

▼芝状況次第のグリスタでの戦いはどうなるか

▼横浜FCで警戒すべきは

▼前節の惨敗を受けてチームはどう変わるか

前節ダービー水戸戦であのような惨敗を喫したチームの今週の様子はどうだったのか。気になるところだが、一見、大きく変わった様子はない。

昨季までの栃木であれば、横山雄次監督(現長野監督)が必要なときにはすかさず不出来だった選手を面談に呼び出して厳しさを持ち込み、当該選手に戦う意志を植え付けていた。

だが、田坂和昭監督は正反対に位置する監督のように見える。「状況による」と断ってはいるが、たとえば前節、失点に絡んだ温井駿斗や森下怜哉への直接のお咎めは特にない。水戸戦の翌日、選手たちは藤原広太朗キャプテンの声掛けでスタメン組全員が集まって話し合ったという。もちろん失点に絡んだ選手たちへの厳しい声も飛んだ。

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