「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

5試合でリーグ最多の被シュート数79本に選手たちは?【トピックス】(19.3.27)

5試合で被シュート数79はダントツ最下位のなぜ

 

5試合を終了し、栃木は221分け、勝点7を獲得。得点は4、失点は6。12位という順位どおりの数字ではあるが、ゲーム内容を見れば「攻められすぎている」「ユ・ヒョンのセーブのおかげ」という感覚を持つ人は少なくないだろう。選手たちも同様の感覚を持っている。

現に、5試合終了時点の被シュート数79本は、J2でもっともシュートを打たれているワースト1位の記録だ。次いで多い山口が61本、岐阜が60本なので、栃木がいかにダントツでシュートを打たれているかがわかる。

一試合平均で約16本のシュートを5試合続けながら、うち無失点が2試合、失点も合計6失点に食い止められていることはむしろ驚異的ともいえるが、これは当然、ユ・ヒョンの存在があってこそだろう。

守備陣の要、藤原広太朗と岩間雄大に素直な感覚と改善の手立てを聞いた。

 

被シュート数が多いことについて藤原広太朗が言う。

「どの試合も攻められる時間が多いので、被シュートも多くなってしまっているのは感じていますが、(ユ)ヒョンも含めて、粘り強く対応はできていると思います。ただ、やはりもう少し前で守備をしたい感覚はあります。その点で、去年の栃木は押し込まれながら守り切るサッカーをしていたし、去年のサッカーを経験している前線の選手たちが慣れていて、そこまでストレスを感じていないことは悪いことではないと思っています。

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