「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

徹底したガードに磨きがかかった勝点1。【J2第6節モンテディオ山形戦レビュー】(19.3.31)

2019明治安田生命J2リーグ第6節

2019年3月30日14時キックオフ 栃木県グリーンスタジアム
入場者数 4,152人
天候 曇り、無
気温 9.6
湿度 63%
ピッチ 良芝、乾燥

栃木SC 0-0 モンテディオ山形
(前半0-0、後半0-0)
得点者:

<スターティングメンバー>

GK 50 ユ ヒョン
DF 15 森下 怜哉
DF 4 藤原 広太朗
DF 27 久富 良輔
MF 29 川田 拳登
MF 5 ヘニキ
MF 20 岩間 雄大
MF 14 西谷 優希
FW 9 大黒 将志
FW 10 西谷 和希
FW 21 大﨑 淳矢
控え
GK 23 川田 修平
DF 30 田代 雅也
MF 40 寺田 紳一
MF 11 平岡 翼
MF 6 古波津 辰希
FW 8 廣瀬 浩二
FW 19 大島 康樹

田坂和昭監督

60分 西谷優→田代
74分 大黒→大島
85分 大﨑→古波津

(撮影は永島一顕)

▼パワーに対抗するヘニキ

僕は毎試合のホームゲームで、ある媒体の仕事としてDAZNの放送陣にその週のトレーニングの情報を提供しているのだが、僕が放送陣の控室を訪ねたときのホワイトボードが”栃木は4バック予想”となっていたので「いや3バックですよ」と助言させてもらった。

前節山口の4バックに4バックをぶつけて守備が安定したこと、今節の山形は3バックなので3バックをぶつけてマッチアップさせるだろうこと、ボランチにヘニキが今季初めてスタメン起用されたので、田坂和昭監督が「山形のパワー感のある前線にどう対抗するべきか」と頭を悩ませて導いた答えが「ヘニキの起用で真っ向勝負」と理解したからだ。

とはいえ、放送前の打ち合わせが終わる頃になり、「いや、やはり4バックの可能性も捨てきれませんね、すみません。ちょっと自信ないです」と言い残して部屋を出てきた。

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