「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

プラン通りではあったが。【J2第7節アビスパ福岡戦レビュー】(19.4.4)

2019明治安田生命J2リーグ第7節

2019年4月3日19時キックオフ 東平尾公園博多の森陸上競技場
入場者数 4,085人(うち栃木サポーターはゴール裏に約20人、メインスタンドに約10人、合計約30人)
天候 晴れ、弱
気温 13.2
湿度 41%
ピッチ 良芝、乾燥

アビスパ福岡 2-1 栃木SC
(前半0-0、後半2-1)
得点者:48分 石津大介(福岡)、51分 實藤友紀(福岡)、70分 西谷和希(栃木)

<スターティングメンバー>

GK 50 ユ ヒョン
DF 44 福田 健介
DF 4 藤原 広太朗
DF 15 森下 怜哉
MF 40 寺田 紳一
MF 5 ヘニキ
MF 20 岩間 雄大
MF 14 西谷 優希
FW 19 大島 康樹
FW 10 西谷 和希
FW 21 大﨑 淳矢
控え
GK 23 川田 修平
DF 30 田代 雅也
DF 7 菅 和範
DF 28 温井 駿斗
MF 6 古波津 辰希
MF 11 平岡 翼
FW 8 廣瀬 浩二

田坂和昭監督

46分 大島→田代
87分 福田→温井
90分 森下→古波津

 

▼前半福岡に圧倒された理由

試合2日前のトレーニングに大黒将志も川田拳登も久富良輔も姿がなかったので、メンバー表を見たときに、そうですかぁ…となった。

3者のケガの詳細は不明だが、栃木はけが人が多発し、苦しい台所事情になってきたという大前提がある。メンバーがある程度固定されないと攻守の連携はどうしても探りながらになるものだ。

 

対する福岡はまさかの最下位でホーム戦は未勝利。この日の前半が終わったとき、福岡番の記者さんが「(前節敗戦した)千葉戦の200%いい」と言っていたのだが、この栃木戦は「ファイティングスピリットを押し出すこと」を強調すべき一戦で、確かに前半の福岡は相当に圧力を上げて戦っていたし、栃木はそれをいなせずに防戦一方となっていた。

 

今節、栃木は前々節山口戦や前節山形戦同様、相手のシステムに合わせた4バックの[4-4-1-1]でスタート。トップには大島康樹。トップ下のような位置に寺田紳一が入った。

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