「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

栃木SCユース8発白星発進! クラブユース選手権グループリーグ【アカデミーレポート】【無料掲載】(19.4.22)

新装されたグリスタサブグラウンド。キレイな人工芝だ。栃木SCユースも練習グラウンドとして使用する。

▼全8得点を7選手で

クラブユース選手権グループリーグは4月20日に開幕。栃木SCユースはローヴァーズ木更津FCと対戦、8対0で快勝し白星発進となった。

栃木SCユースは前半早々にFW鈴木隼斗(3年)のFKにFW吉野陽翔(2年)が頭で合わせて先制すると順調に加点。新10番となった鈴木は1ゴール4アシストと大活躍、全8得点を7人が挙げ、特定の選手に依存しない全員攻撃を見せた。新たに人工芝が敷かれ、新装開店となったグリスタサブグラウンドで黄色い戦士たちが大暴れした。

次節は4月27日(土)13時~ 壬生総合公園にてFC MAKUHARIとの対戦となる。今年はグループリーグ全試合が地元栃木で行われるので、ホームの利を最大限に活かすべく、応援のほどをよろしくお願いいたします。

 

▼注目ポイント 右サイドのトライアングル

トップチーム同様、3-4-3のフォーメーションを採用する栃木SCユース。最近注目を浴びている中三川海斗を中心に、ジュニアユースからの気心知れた3人が敵陣右サイドを鋭く切り裂いた。

5中三川海斗(3年)DF/MF 

ご存知注目株。今年は本来のポジションである右WBを務め、精力的に上下動を繰り返す。昨年CBを務めた経験からロングフィード、クロスの質も向上。ユースに加入した1年時からほぼ全ての公式戦に出続ける「鉄人」は、今季、主将としてチームを4年連続となる全国出場へ牽引する。

 

10鈴木隼斗(3年)MF/FW

法師人将大(現ラインメール青森)、早乙女達海らが背負った「10」を背負う。右シャドーとして中三川と息の合った連携を見せるだけでなく、自らカットインして左足でゴールを狙う。昨年はWBを経験し、守備面でも成長を果たしている。

 

4藤井翔太(3年)DF/MF

3バックの右側を務める攻撃的CB。元々はボランチなので足下の技術も高く、精度のあるパスを送るだけでなく自らも積極的に持ち上がる。木更津戦ではエリア内まで侵入して三人抜きゴールを決めた。

 

(文 編集部スタッフ)

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