「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

12節終了時点の現状を語る寺田紳一「やっぱりきついですよ、ずっと攻められているというのは」【5/8練習後コメント】(19.5.8)

8日の練習後、寺田紳一と藤原広太朗の2人に、いつもよりも長めにじっくりと話を聞くことができた。12試合を消化して最下位に落ちたチームの現状についてありのままにコメントしてもらっている。苦しい現状を打破しようともがく選手たちの話には多少ネガティブな話題もあるが、それも含めた現状ということで受け取ってもらいたい。

※良かれと思って構成した内容でしたが考えを改めて一部編集しています(9日8時時点) 

◆寺田紳一

――徳島戦は6バックになっていてボランチは2枚。2失点目なんかは相手の左サイドは前半以上に前に来ている印象でしたが、守備のバランスが難しいんじゃないかと思ってみていました。割り切ったところはあったと思うんですが。

「僕が感じたのは……まず一つ、チームとしての課題は、先制できたあとのゲームのもって行き方。ヴェルディ戦(〇32)もそうだし、徳島戦(●23)もそうだし、先制したあとに自分たちがどうゲームをもっていくかまだ統一されていないのは感じます。この前の試合に関しては相手とのミスマッチを警戒して、おそらくああいうふうに(6バックにという)指示がベンチからあったと思うんです。先制するまでは00だったし、僕たちは前から自分たち主導で行って、相手のミスを誘ったりすることができて先制できたなかで、点を取ったあとにああいう6バックになって、(西谷)和希なんか(西谷)優希よりも後ろにいたし、僕もやりながら、横にスライドしながら、和希が外にいる相手をみて、優希が前へ出て行って、それはそれで仕方がない場面もあるんですけど、すごいバランスになっているなと。

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