「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

菅和範「胸を張れ、顔を上げろ、ということは言い続けようと思っています。今必要なのは僕たちの姿勢だと思います」【5/9練習後コメント】(19.5.9)

◆菅和範

「もう一度、目標をはっきりさせたいなと思っているんです」

9日の練習後、菅和範に意見を求めた。最下位に転落した今、どうすべきか。どう考えるべきか。すると、個人的な意見として、昨季までの経験を踏まえた話をしてくれた。

「俺たちは何処を目指しているんだと。一勝挙げればいいのか、闘う姿勢を見せたらいいのか、いや違うし、そうではないから。僕らは間違いなくプレーオフを目指すという目標を公言しているのだから、その目標をもっと僕自身も意識するし、そのためにやるべきことがたくさんあると思うんです。今はそこに対するチーム全体の統一感があるかといえば、もしかすると、サポーターの方々も含めて今年は残留できればいいや、と思っている人たちがいると思うんです。でもそうじゃないので」

――去年も菅選手は言ってましたね。一時期はプレーオフを狙える順位まで行ったのに、昨季は目標がJ2残留という設定だったから、その後順位が下がったときに踏ん張り切れなかった。もっと視野を高くしてもよかったんじゃないか、とシーズン後に話していました。

「目標設定だけでも劇的に変わる。やることが変わると思うんです。

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