先日ケガ明け初めて練習試合に挑んだ和田達也が振り返る10カ月「一人では難しかった」【インタビュー】(19.5.23)
19日の栃木シティとの練習試合。そのラスト30分。交代選手としてピッチサイドに立ったとき、会場を埋め尽くした栃木SCのファン・サポーターから一斉に拍手が沸き起こった。和田達也が10カ月ぶりに実戦をプレーする瞬間だった。
▼この10カ月の間に考えたこと、変えたこと
――前日の栃木シティとのトレーニングマッチに出場しましたが、ケガから戻ってきて初めての試合でした。
「最後の30分だけ出させてもらったんですが、もうちょっと難しいかなと思っていたんです。でも試合展開もあって、いけるなと。ここからもうちょっと上げていかないといけないんですけどね」
――試合展開というと。
「相手の疲れ具合があったので。僕が試合に入ったときはもう相手が疲れ切っていた。ガチャガチャッという展開もなかったので」
――復帰戦としてはちょうどよい強度だった。
「ちょうどよかったです」
――去年の7月の試合中に靱帯のケガをして10月間が経過しました。長かったのか、あっという間だったのか。
「長いといえば長かったですけど、ケガをした当初から色んな人たちに『ケガをした時期が大事だぞ』とめちゃくちゃ言われてきたし、トレーニング方法など色々なものが吸収できた時期だったと思います。それからグラウンドに出てきて、対人のトレーニングができるようになってからはテンポ良くここまで来られた感覚はあります。その辺はトレーナー陣のおかげだと思っています」
――ボールに触れられない時期はやることが限られていたと思います。
「一緒に(坂田)良太君らと長い間リハビリしていたし、外に出られない室内トレーニングのときもずっと一緒でした。去年はそこに岡崎建哉君(現山形)も途中から合流して、そういう人たちの存在がホンマにでかかったなと」
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