「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

あの粘りの守備の再現とゴールと勝利を。【J2第15節ファジアーノ岡山戦プレビュー】(19.5.25)

栃木は前節アウェイで大宮に00。後半早々に一人退場者を出しながらも粘りの全員守備で勝点1を掴んだ。これで甲府戦、大宮戦と2試合連続で無失点。守備の安定を取り戻し、さあここにゴールを結び付けようという状態にある。対する岡山は勝点19、5勝4分5敗で順位は11位につける。岡山は今季ホームで4勝を挙げながら、アウェイ戦はわずか1勝と苦戦しているようだ。昨季は2敗した力のある相手だが付け入る隙はある。今節は栃木県グリーンスタジアムで14時キックオフ。

藤原広太朗不在の今節、CB森下怜哉のリーダーシップが求められる。

▼厳しい暑さの中、直近2戦のハードな前プレができるか

甲府戦、大宮戦と後ろにベタ引きになることなく、タイミングを見ながら前からプレッシャーをかける守備ができている。チームが苦しみながらようやく掴み取った感覚の守備で上位相手に2戦連続の無失点。今節も続けることが大前提だ。菅和範がいう。

「学んで掴んだものを手放さないように。そしてチームとして誰が試合に出てもやるべきことをやること。もし出た選手ができなかったとしても周りが助けてあげるような流れを作っていければ」

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