「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

逆襲を加速させるためにも、変わらぬチャレンジャー精神で挑みたい一戦。【J2第16節FC町田ゼルビア戦プレビュー】(19.6.1)

今節の相手、町田ゼルビアは現在12位。甲府戦の勝利以来、いい流れに乗る栃木は今節こそ3試合ぶりとなる勝利を掴み、浮上への足掛かりとしたい。今節は町田市立陸上競技場で16時キックオフ。

町田のウィークを突く目を持つ男、枝村匠馬。CKともども期待したい。

▼ハードに闘いながら相手のウィークを突けるか

前節岡山戦は、53分という警戒すべき後半序盤に失点したことは反省材料だが、ビハインドになってから自分たちの流れを作って同点に。その後逆転までいけるかという流れを作り出した。

「選手たちが戦術を理解しながら身体を動かしてくれた」(田坂和昭監督)

選手たちがやるべきことを理解し、そして走り、闘えている。甲府に勝利し、大宮に一人少ないながら引き分けに持ち込み、岡山に先制を許しながら追いついた。5月は徳島に敗れて最下位に転落したが、その後チームは、スタッフ陣の試行錯誤も相まって、良い方向へと舵を切ることができた。5月の1勝2分1敗は、月間11位のまずまずの戦績だった。いい流れに乗れているだけに勝点3がほしいところ。菅和範は言う。

「前節はチームの核となる選手がいなくともしっかり戦えているとか、チームが良い方向に変わっていきそうなポジティブな要素がどんどん出てきています。今は普段の練習から目の前のバトルをしっかりやろう、という雰囲気があるし、やるべきをやれていることを信じて、次もやるだけかなと思います」

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