【平井久美子の栃木SC突撃レポVol.24】Youたちは何しに栃木SCへ? 週刊栃木SCの中の人たちに突撃してみました! (19.6.4)
フリーアナウンサー&フリーライターの平井久美子が栃木SCの選手やスタッフに突撃インタビューを敢行。スズヤスさんから課された取材ルールは「サッカー以外のお話」というまさかのコーナーです……。「女性目線」を意識して頑張りますので、よろしくお願いします!(取材・文 平井久美子)
▼200人以上の応募から厳選された優秀で重要な戦力の若手君たち
昨年10月栃木SCにフレッシュな戦力が加わりました!
クラブのマーケティング戦略部 部長である江藤美帆さんが募集したインターンで、200人以上の応募の中から見事合格した2人、佐藤瑞季さん(写真向かって左)と中村創さんです。
毎週楽しみにしている方も多い「週刊栃木SC」の更新や「(たぶん)Jリーグ初!クラブ乗り換えキャンペーン」といった企画の発案。今や2人とも栃木SCに欠かせない重要な戦力です。
そんなお2人は、県外出身の大学院生と大学生。栃木に縁があるかと言われれば「?」。いったい、なにがどうなって栃木SCに加入したのでしょう。
『Youたち何しに栃木SCへ?』
まずはプロフィールからどうぞ!
――お2人は何者・・・? と言っては怒られますが(笑)
佐藤・中村 (笑)
―――まず佐藤さんはどちらの出身なんですか?
佐藤 転勤族だったのですが、出身は仙台。大学と大学院は山形大学で、今は大学院の2年生です。1年間アメリカに留学していました。
――アクティブですね。
佐藤 アクティブ・・・というより1つのところに定まっているのが得意なタイプではなくて(笑)
中村 わかる~(笑)
――大学ではどんな勉強をなさっているんですか?
佐藤 バイオ化学を専攻していて、留学先でもそれに関連した勉強をしていました。
――今もですか?
佐藤 今は専攻を変えて大学院では経営学を勉強しています。
――おいくつになられたんですか?
佐藤 今年25歳になります。
――中村さんはおいくつなんですか?
中村 22歳になりました。本来は新卒1年目の代ですが、僕も1年間休学をしていたので、今、大学4年生です。
――お2人もこちらに住んでいるんですか。
佐藤 僕は宇都宮市内に住んでいます。
中村 僕は週3回千葉から通っています。最寄り駅、朝6時15分発の電車に揺られてきています(笑)
――中村さんはどんな勉強をなさっているんですか?
中村 国際日本学部という学部で、日本を世界に発信しようというコンセプトです。ゼミは観光でした。
――宇都宮に慣れてきましたか?
佐藤 だいぶ慣れてきました。地名を言われても「ああ、あそこかな」という感じでわかるようになってきました。
中村 僕はそこまではいかないですが、慣れてきたかと言われれば慣れてきましたね。
――中村さんの出身はどちらなんですか?
中村 出身は千葉の市川です。
――お2人ともバイトはされていたんですか?
佐藤 いろいろやりましたね。塾講師や居酒屋、カフェ、パンケーキ屋さん。一番続いたのは、居酒屋と野球場のビールの売り子さんに指示を出す仕事。「お客さんここにいるから、ここに入って」と指示する役割でした。
中村 中華料理屋や結婚式場。あとは長期インターンシップにも参加してました。コンサルティングの会社ともう一つは店舗の立ち上げ。結局立ち上がらなかったんですが(笑)。それからインターンシップ留学をした先がフロリダのディズニーワールドだったので、そこで5カ月間働いていました。パーク内に入っているレストランとホテルに入っているお土産屋さんです。
――中々できない経験をされていますね。そこからなぜ、栃木SCへいらしたんですか?
佐藤 大学院はあまり授業がなく、時間を持て余してしまって。だったらインターンをやるかと。ただ、長期のインターンは見つからなくて。仙台で考えていたので、最初はベガルタ仙台さんにお願いして少しお話ししたのですがインターンには至らず。いろいろ考えていて、もう1回ベガルタさんにお願いしようかなと思っていたときに、たまたま江藤さんが募集をかけたんです。
中村 僕は当時休学をしていて、ゲストハウスをやりたいなと思っていたんです。事業譲渡の話もいただいて、PL(損益計算書)も書いたのですが資金が大きく足りないことに気が付いて。事業譲渡なので譲渡代もかかるわけで・・・。学生ということも考えたときに、今ではないなと。その為に休学をしたので、やることもなくなって毎日暇だなと思っていたら、知り合いが「こんなの募集してるよ」と教えてくれて「面白そうだからやってみよう」となったんです。
――ご両親の反応はいかがでしたか? 「行ってこい」という感じだったのか。
中村 そんな感じでもなく……。
――逆に「ちょっと待て」とか。
中村 ちょっと待てという感じもなかったですね。「大丈夫なの?」というのはありましたが。
佐藤 うちもそうですね。相談するわけではなく、「インターン行く」、「あっ、そう」という感じでした。ただ、両親は短期のインターンだと思っていたらしく。
中村 僕もそうですね。
佐藤 年末に帰省した時に「いつ終わるの?」と言われて。結構気にしているなと(笑)
――ところで、えとみほさんの選考はどんな感じだったんですか?
中村 『#bosyu』というものをツイッター上で利用できるサービスがあるんです。『#bosyu』で調べると、たとえば朝活したい人を募集したり、インターンや会社の採用に使ったりもできるんです。そこから応募しました。(詳しくはこちら https://bosyu.me/)
――応募するとき、どんな内容を送ったんですか?
中村 内容は覚えていませんが、僕は送る時にコメントも書きましたね。わりとしっかり書きました。
佐藤 僕は江藤さんが(『#bosyu』での正式募集の前に)「インターンの募集をしようと思っていますがどうですか?」というようなことをつぶやいた瞬間にDMを送ったんです。
――合格の倍率を考えるとすごいですよね。
中村 計算したら1%ぐらいでした。
――面接はどんな内容だったんですか?
中村 僕は都内のカフェで話をしました。その後、会社に来て社長を含めて面接がありました。
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