「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

坂田良太 入念な準備で”その時”を待つ。「正直、サッカーを諦めきれない自分がいた」【インタビュー】(19.6.18)

 

右膝靱帯の三か所を断裂する大ケガから復帰を目指す坂田良太のピッチが上がってきた。数カ月前から合流している全体練習で見せる姿はかつての坂田良太の元気な姿そのものだ。今季は15節岡山戦、17節千葉戦でベンチ入り。まだ試合出場はないが、その後も変わらぬ様子で試合に向けた入念な準備を繰り返し、その時を待っている。今まさにどのような思いでいるのか。6月12日の練習後に話を聞いた。

 

▼センターバックとして生きる道

――チームの全体練習に完全合流してから数カ月が経ちますが、今の身体の感触をどう感じているんですか。

「まず、この膝とはずっと付き合っていかないといけない、というのが大前提にあるのですが、状態としては、練習試合を重ねるなかでどんどん良くなっているし、パフォーマンスもフィーリングも徐々に上がってきている感覚はあります」

――良くなっているのがわかるんですね。

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