「戦術平岡翼」「死に物狂い」で山形を撃破。3回戦鹿島アントラーズへの挑戦権を獲得。【天皇杯2回戦モンテディオ山形戦レビュー】(19.7.4)
天皇杯2回戦 第99回全日本サッカー選手権大会
2019年7月3日19時キックオフ NDソフトスタジアム山形
入場者数 2,804人
天候 曇、弱風
気温 25.6℃
湿度 56%
ピッチ 全面両芝、水含み
モンテディオ山形 1-2 栃木SC
(前半1-1、後半0-1)
得点者:2分 榊翔太(栃木)、39分 北川冬斗(山形)、78分 平岡翼(栃木)
<スターティングメンバー>
GK 23 川田 修平
DF 7 菅 和範
DF 18 坂田 良太
DF 28 温井 駿斗
MF 44 福田 健介
MF 32 荒井 秀賀
MF 6 古波津 辰希
MF 16 榊 翔太
FW 19 大島 康樹
FW 11 平岡 翼
FW 8 廣瀬 浩二
控え
GK 1 石川 慧
DF 15 森下 怜哉
DF 33 黒﨑 隼人
DF 27 久富 良輔
MF 40 寺田 紳一
MF 21 大﨑 淳矢
FW 13 ヴィニシウス
田坂和昭監督
▼アグレッシブな姿勢が生んだ電光石火の先制ゴール
開始2分、いきなり先制ゴールが決まった。山形のCKから一気のカウンター。1トップに起用された平岡翼が快足を活かしてボールを追っていく。相手が苦し紛れにクリアしたボールを中央で拾ったのは、プロの公式戦初出場となった荒井秀賀だった。
「秀賀、ファースプレーで決まるぞ! 集中していけ!」
荒井は試合前、先輩たちから声をかけられていたことを忠実に実行。まさにファーストプレーとなるセカンドボールに向かって思いきり良く飛び込み、そのままボールを前へと運んだ。
「何も恐れることはないし、とにかく思い切ってやってやろうと。ファーストプレーはうまくいったし、それがゴールに繋がったんですから本当にうれしいです」
荒井秀賀が顔を上げた瞬間、相手ゴールのペナルティエリア内まで怒涛のスプリントで走り込んでいた榊翔太が見えた。
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