「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

ハードな試合は必至。ポイントはラスト20分か。【J2第26節ツエーゲン金沢戦プレビュー】(19.8.3)

前節はホームで東京ヴェルディにスコアレスドロー。連敗を止めて勝点1を獲得した。課題が見えていた守備にも修正が施され一歩前進した。今節アウェイで対峙するのはツエーゲン金沢だ。前節首位京都相手に好ゲームを見せた金沢は手強いが、栃木は前節見せた守備をベースに闘えれば勝負になる。今節は石川県西部緑地公園陸上競技場で18時キックオフ。 

3連戦最終戦、総力戦!

3連戦最終戦、タフな状況下でいかに攻撃に出られるか

前節は東京ヴェルディにボールを保持され続けたが、結果は0対0。堅い守備を築き、勝点1を獲得し、連敗も止めた。

課題が見えていたバイタルエリアの管理は、ボランチ勢の監視とDFラインのラインコントロールで対応。守備の修正に一定のめどが立った状態だ。

だが、これだけだは当然不十分。

「守備はまとまってよくできていると思いますが、攻撃ではまだハードワークできていない」(田坂和昭監督)

守備比重を高めて闘い、無失点という結果を得たことは収穫だが、まだ半分だ。残りは17試合。たとえヴェルディ戦のような堅守で残り試合をすべて引き分けても積み上がる勝点は17、合計で「38」。これでは降格濃厚だ。つまり勝たないといけない。そのためにゴールを奪わないといけない。

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