都並敏史、11年ぶりの監督復帰。その先に見据えるJへの旅路(J論)

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

最低限死守した勝点1と新布陣の可能性。【J2第27節京都サンガF.C.戦レビュー】(19.8.11)

2019明治安田生命J2リーグ第27節

2019年8月10日19時キックオフ たけびしスタジアム京都
入場者数 6,420人(うち栃木サポーターはゴール裏に約50人、メインスタンドに約30人、合計約80人)
天候 晴れ、弱風
気温 31.4
湿度 55%
ピッチ 良芝、乾燥

京都サンガF.C. 2-2 栃木SC
(前半0-1、後半2-1)
得点者:39分 西谷和希(栃木)、59分 大黒将志(栃木)、73分 小屋松知哉(京都)、86分 一美和成(京都)

<スターティングメンバー>

GK 50 ユ ヒョン
DF 4 藤原 広太朗
DF 36 乾 大知
DF 15 森下 怜哉
MF 26 枝村 匠馬
MF 5 ヘニキ
MF 31 三宅 海斗
MF 45 瀬川 和樹
FW 9 大黒 将志
FW 10 西谷 和希
FW 37 浜下 瑛
控え
GK 23 川田 修平
DF 30 田代 雅也
DF 22 メンデス
MF 32 荒井 秀賀
MF 29 川田 拳登
MF 21 大﨑 淳矢
FW 8 廣瀬 浩二

田坂和昭監督

71分 藤原→田代
78分 三宅→川田拳
80分 西谷和→大﨑

▼2点先行も闘莉王の登場で流れは京都へ

64分、ピッチサイドに闘莉王が登場するとたけびしスタジアムがどよめいた。

直後、闘莉王がペナルティエリア内に走り込んでファーストタッチで右脚を振り抜いたが、これはヘニキが必死のブロックで掻き出した。

その1分後、今度はゴールエリア内で待つ闘莉王にクロスボールを頭で上から叩かれたが、GKユヒョンが間一髪のセーブで弾き出した。

圧倒的な存在感。漂わせるゴールの匂い。たった一人の男が、2点ビハインドの京都の選手たちを勇気づけ、スタジアムのボルテージを上げていくのがわかった。

「闘莉王選手が入ってきてからラインが下がってしまったと思うし、そこは勇気をもってラインコントロールできれば良かった」

乾はそう言って唇を噛んだが、わかっていてもラインを上げられない威圧感があったのだろう。

 

栃木は前半、5-4-1の堅いブロックを敷いて京都に応戦。39分には西谷和希がソロカウンターから1点をもぎとると、折り返した59分には大黒将志が相手DFラインのミスに乗じて古巣からゴールを奪い、2対0という願ってもないリードを奪っていた。

闘莉王が登場したのは、栃木が2点を奪った直後のこと。攻めるしかない京都の猛攻のギアがさらに上がろうとしていた。

 

京都の猛攻のポイントは左サイドの小屋松知哉のドリブルの仕掛けだった。

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