2019年09月29日 23時23分　
カテゴリ： レビュー • 試合情報
タグ : 愛媛FC

2019明治安田生命J2リーグ第34節

2019年9月28日19時キックオフ　ニンジニアスタジアム

入場者数　2,829人（うち栃木サポーターはバックスタンドに約50人、メインスタンドに約20人、合計約70人）
天候　晴れ、無風
気温　26.1℃
湿度　63%
ピッチ　全面良芝、水含み

田坂和昭監督

63分　ヘニキ→キム・ヒョン
65分　和田→西谷和
85分　榊→川田拳

▼オープンプレーではほぼやられなかった。しかし――

前節はメンバーもシステムもがらりと変えて鹿児島に３対１で勝利。

今節は３バックの愛媛に対して鹿児島戦のような戦いを継続するのかが一つのポイントだった。

これまでならば３バックの愛媛に対し、３バックのマッチアップを選択するケースが多かった。であれば相手との距離が近く、アプローチのスピードや強度の不足を補えるという考えからだ。

今節は違った。田坂和昭監督はあえて４バックを継続し、愛媛の３バックとミスマッチで闘う決断を下した。

「鹿児島戦のように闘えて走れるメンバーならば、相手とミスマッチでも、アプローチのスピードや球際の強度、スライドを繰り返すことで対応できるはず」

愛媛戦前、田坂監督はそう話していた。

実際、試合は概ね良かった。確かに「オープンプレーではほとんどやられていない」（田坂監督）という良い守備から良い攻撃を繰り出せていた。ヘニキや榊ら２トップのプレスの入れ方にも状況判断があり、落ち着きがあった。

さらにここがもっと良ければ、というポイントはある。

相手の左サイドに対する栃木の右サイド、右SH和田達也と右SB久富良輔の対応だ。

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