「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

川田修平、古巣相手に成長を見せつけられるか? 狙うは、残留を大きく手繰り寄せる渾身のクリーンシート。【トピックス】(19.11.8)

▼苦しかった大宮時代を乗り越え、リーグ戦で絶賛フル稼働中

埼玉県深谷市出身。大宮アルディージャのユースで3年、13年にトップチームに昇格して3年、計6年間を過ごしたが、川田修平にとっては苦しい時期だった。

当時の大宮のGKは4人体制。高卒ルーキーとして加入した川田には、待てども待てども出番はやってこなかった。

「リーグ戦のメンバー入りどころか、練習の紅白戦にも入れない時期も長かったんです。練習試合でも出場機会にありつけないことも少なくなかったし、学ぶこともたくさんあったけれど、苦しい思いの方が強かった」

加藤順大(京都サンガ)、塩田仁史(現在も大宮)ら先輩たちの立ち居振る舞いから学ぶことで、前進しているんだと自分を納得させて前を向こうとする日々だった。

「高卒1、2年目のルーキーだから自分のレベルが劣っているのはわかっていたし、大宮というクラブにはいいプレイヤーがたくさんいるから、色々なことを吸収できたのは良かったと思っています。

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