思うようにいかない試合を制した執念の勝利。最終節での逆転残留に望みを繋ぐ。【J2第41節V・ファーレン長崎戦レビュー】(19.11.17)
2019明治安田生命J2リーグ第41節
2019年11月16日14時キックオフ トランスコスモススタジアム長崎
入場者数 9,138人(うち栃木サポーターはゴール裏に約50人、メインスタンドに約20人、合計約70人)
V・ファーレン長崎 0-1 栃木SC
(前半0-1、後半0-0)
得点者:23分 乾大知(栃木)
天候 晴れ、弱風
気温 19.4℃
湿度 47%
ピッチ 良芝、水含み
<スターティングメンバー>
GK 23 川田 修平
DF 27 久富 良輔
DF 36 乾 大知
DF 30 田代 雅也
DF 45 瀬川 和樹
MF 37 浜下 瑛
MF 6 古波津 辰希
MF 26 枝村 匠馬
MF 21 大﨑 淳矢
FW 5 ヘニキ
FW 16 榊 翔太
控え
GK 35 浅沼 優瑠
DF 22 メンデス
MF 14 西谷 優希
MF 29 川田 拳登
MF 10 西谷 和希
FW 47 キム ヒョン
FW 9 大黒 将志
田坂和昭監督
▼攻撃的な守備が鳴りを潜める割り切った展開に
長崎の角田誠が「相手の集中力がすさまじかった」と振り返った23分のCK。瀬川和樹が放った「練習どおり」という精度あるボールに乾大知が頭から飛び込んだ。
序盤から長崎がボールを握る展開だったが、ヘニキを活かしたシンプルな攻撃で奪ったこの日2本目のCKから、乾が古巣弾を決める勝負強さを見せてゲームを動かしてみせた。
だが、この日の栃木は直近の試合で見せた攻撃的な守備が鳴りを潜めた。奪ったボールを勢いよく攻撃に移行するシーンそのものが少なく、主導権は完全に長崎に手の中にあった。
27分、28分には奪ったボールをヘニキがあっさりと誰もいない前方へと蹴り出している。そんなふうに守備ブロックを構える時間が続いた。
守備に専念しているだけにブロック自体は堅かった。長崎のボールが栃木のブロックの外側を回り、危険な縦パスから中央をこじ開けられるシーンは皆無だった。
(残り 3708文字/全文: 4540文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ