「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

どんな展開だろうと必ず勝つ。思いの強さなら栃木は負けない。栃木一丸で逆転残留を掴み取れ。【J2第42節ジェフユナイテッド千葉戦プレビュー】(19.11.23)

前節長崎に1対0で勝利し、最終節での逆転残留に望みを繋げた栃木。残留が懸かる今季のラストゲームはフクアリでの千葉戦だ。まず千葉に勝つことが残留のための前提条件。人事を尽くして天命を待つ。今度こそ吉報が飛び込む。

▼どんな展開になろうと必ず勝つ

「勝たないと何も始まらない。それしか考えていません」

枝村匠馬の言うとおりだ。栃木は勝たないと始まらない。千葉に勝つことに集中するだけだ。そして、勝てば何かが起きる。起こせる。そんな匂いがプンプンと漂う。

 

J242節ジェフユナイテッド千葉戦。栃木はアウェイのフクアリに乗り込み、千葉に勝利することがJ2残留の前提条件となる。その上で、19位町田、20位鹿児島のいずれかが敗れた時点でJ2残留を手にする。残り4試合の時点で勝点差が最大7まで開いた降格危機からの逆転残留劇が成就する。

 

新潟を2対1で撃破し、続く大宮にも肉薄したスコアレスドロー、そして前節長崎戦は23分の乾大知のゴールで先制し、その1ゴールを執念で守り切って勝点3を積み上げた。

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