元韓国代表のユ・ヒョンがピッチ内外で牽引。そして最後に川田修平が見せた成長。【ポジション別レビュー GK編】(19.12.13)
▼ユ・ヒョンが残した足跡
2月の宮崎キャンプの頃はトレーニングマッチだったこともありチームが攻められる回数はそれほどなかった。
だが、当時からピンチになったときに、ユヒョンの目覚ましいプレーの片鱗は見えていた。たとえば、DFラインが背後を取られて危機を察知したときの瞬間的なスピードが異常なほど速かったのを覚えている。日本人GKにはないそれだった。
迎えた開幕節金沢戦(△0-0)の63分、相手のシンプルな背後へのボールを川田拳登が誤って後逸。次の瞬間、ゴール前から圧倒的な瞬発力で飛び出して1対1を凌いで見せた。キャンプで見せた姿そのままだった。金沢の最大の決定機もスコアは動かず、結果、0対0のスコアレスドロー。
ユ・ヒョンとはいったい何者だ――。その名前がJ2クラスタに認知され始めた、開幕戦だった。
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