「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

ゼロベースから再構築が求められたDFライン。夏の瀬川、乾の加入で終盤にかけて徐々に増した安定感。【ポジション別レビュー DF編】(19.12.14)

▼ゼロベースからのリスタートとなったDFライン

DFラインについては、前提として昨季の3人のCB(パウロン、服部康平、福岡将太)が全員移籍してしまい、一から作り直すところからのリスタートだった。

また、今季のDFラインはシーズンの大半と最後の10試合では求められるタスクもチーム全体の守備精度も大きく異なるので評価が難しい。

先に最後の10試合について触れるが、DFラインは4バックに固定されてメンバーも固定された。

前線や中盤にはハードかつ献身的に守備タスクをこなしてくれる仲間たちが闘う姿勢も十分過ぎるほど発揮してファイトした。チーム全体の縦横のスライドが徹底され、ボール際のアプローチも非常にタイト。全体がコンパクトに守備ブロックを構築しながら連動して一つのボールにプレッシャーをかける息がピタリと合っていた。

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