「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

序盤は個々がうまくかみ合わず。シーズン終盤に組織の中で光った大﨑淳矢とユウリの存在感。【ポジション別レビュー MF編】(19.12.16)

▼西谷和希や三宅海斗が出場機会を失った理由

先日開票した今季のMVP投票の結果を見てもわかるが、今季のMF陣、とりわけ攻撃系の選手たちは総じて評価を受けられなかった。MVP投票ではボランチとFWで活躍したヘニキが3位、最後の10試合で左サイドハーフに固定されて目覚ましい活躍を見せた大﨑淳矢が4位にランクインしたが、残り中盤の選手では9位に枝村匠馬が入るのみに留まった。

 

ヘニキはシーズン序盤こそ途中出場が続いたが、チームの戦績が出ずに結果を掴まなくてはいけない流れになるとスタメン出場は不可欠な選手になった。走る、闘う、そして献身性というヘニキらしさを今季も栃木で存分に発揮した。39試合出場(2492分)はチーム最多となる。

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