「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

矢野貴章「去年の最終盤の栃木は強かったし、ああいう力が出せるんです。今年はあの力を開幕から出せるようにしたい」【開幕直前ロングインタビュー】(20.2.18)

宮崎キャンプ中に矢野貴章をインタビューした。今季の栃木SCのスタイルにピタリと合うだろう矢野に、現状の手応えと仲間たちに対する思いなどを聞いた。

▼栃木では自分のスタイルや良さが出しやすい

――今年の栃木はのっけから素走りのメニューが多いのですが、矢野選手は素走りメニューで必ず最後のほうにギアを引き上げる姿があります。あれは意識していますね?

「自分のためにやっているだけなんです。最後にギアを上げなくてもいいわけですけど、あえて自分を苦しい状況に持っていく。そこで一緒に走っている選手に負けたくない気持ちも強いし、すべては自分のためにやっていることです。若い選手にも負けたくありません。新しく来たチームでは自分を見せないといけないと思っているし、それもアピールだと思っています」

――今年の栃木は走る、闘うをベースにするストーミングを掲げていますが、どう捉えていますか?

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