「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

今後の更新予定。【お知らせ】(20.3.24)

手前に見えるのはとちのきファミリーランドの新アトラクション『雷様ストーム』。新スタジアムのこけら落としは5月に控えるが、コロナの影響は及ぶのか。

▼リモートワークのススメ?

最近、コロナの影響でリモートワークという言葉をよくSNS上で見かけるようになりました。Jリーグ関連の企業でもそのような就業形態がススメられているようです。

会社員の方が会社とは離れた場所で遠隔的に会議などをこなしながら仕事をする、ざっくり言えばそういう話ですが、かれこれ十数年間フリーランサーとして通勤する会社がない状態で仕事をしてきた身からすると、全然可能だし楽だからおススメなのですが、この緊急事態を回避したあとにも社会全体にどれくらい浸透していて、どれくらい実行に移されるでしょうか。

業態によって向き不向きもあるのでしょうが、理想的なのは週4がリモートワーク、週1が通勤という形態かなあと個人的には考えています。あくまで週1回は会社に顔を出して顔を合わせて仕事をしたほうがいいでしょうね。僕もフリーランスながら週1回くらいは普段仕事をしているライターや編集者と顔を合わせて何らかの打ち合わせがした方がいいと思っています。つまり、実際に顔を合わせた方がいいと思っています。

というのは、顔を合わせると、その打ち合わせが終わったあとに、すぐ向こう側にいる編集者の方に「おー久しぶりですねー、元気ですか?」という会話ができるからです。「あー鈴木さん、この前作った書籍、評判いいみたいじゃないですかー」「そういえば今度、指導者の●●●さんが〇〇〇するみたいなんですよー、鈴木さん繋がりありましたよね?」といったちょっとした会話から仕事が転がって雪だるま的に大きくなっていくことがざらにあるからです。

これがリモート的な仕事の仕方“だけ”になってしまうと、“点”でしか顔を合わせることができないので、ひょんなことで広がるはずの仕事に繋がっていかないのです。ということを大事にしているのは、僕がやはりフリーランスだからなのかもしれませんが。

Amazonや楽天で書籍を買うときもそうです。その書籍を買うためにサイトを開き、せいぜい価格を見比べて、どっちかをポチッとやる。これが書店に行ってお目当ての本を探そうと本棚を漁っているときに、お、何だこの本、おもしろそう、書店員さんのポップの紹介もいい感じだ、と思いがけない掘り出し物に出くわすことだってあるのです。

まあ、Amazonや楽天の場合は“あなたへのおススメ”として関連書籍が下欄に紹介されるわけですけれど、僕がたとえば蔦谷やTSUTAYAや古本屋で出会う掘り出し物とは何か趣が違うんだよなあ、と思います。なんでか知りませんけど。

 

さて、Jリーグは明日3月25日に実行委員会を開催し、4月3日からJリーグを再開するかどうかの協議をする予定ですが、各種報道やJリーグチェアマン自身の発言のニュアンスからすると予定通りの再開は難しい情勢です。

もしそうなったとしても、今後も可能なかぎり公開されるすべての練習取材はしようと考えています。あと、昨季限りで引退した坂田良太さんが4月から新天地となる宇都宮短期大学附属高等学校で教員として新たな船出を迎えます。収録済みのロングインタビューも近日中にここに掲載します。

また、動画コンテンツについては協力してくださる指導者にオファー済みで了承いただきました。あとはどこかで何かをテーマに撮影して公開するのみの段取りとなっていますが、リーグ戦再開を睨んだスケジューリングとなると思います。

そして本日、記念すべき第100回となる天皇杯サッカーの1回戦から4回戦の組み合わせが発表されました。栃木SCは6月10日、2回戦から登場し、1回戦の秋田県代表対宮城県代表の勝者と戦います。ブラウブリッツ秋田やソニー仙台FCといったあたりがそれぞれの県代表最有力といったところでしょうか。

天皇杯1回戦は5月下旬。この頃にはコロナが終息しないまでも事態が進展していることを願うばかりです。

 

鈴木康浩 拝

 

↑第2回目がアップされました。本当にくだらないことを話していますので、時間が余ってしまって暇だ、という方はどうぞご覧ください。

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