「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

栃木SC/2014年 阪倉体制1年目に見せた健闘と失速。瀬沼やドゥドゥらの活躍と移籍によるダメージ。【ヒストリープレイバック】(20.5.4)

2014年
リーグ12位/22チーム
勝点55 15勝10分17敗 52得点58失点
天皇杯2回戦敗退
監督 阪倉裕二(1年目)
最多得点者 大久保哲哉(9点)

栃木フットボールマガジンが選出する2014年シーズンのベスト布陣。

主な控え
GK榎本 達也 
DF菅 和範 
DF赤井 秀行
MF西澤 代志也 
MF杉本 真 
MF湯沢 洋介
FW重松 健太郎

 

 

▼債務超過を発表した翌年

2014年シーズンを迎えるに当たり、前提として踏まえる必要があるのは、2013年11月にクラブが債務超過を発表したことだ。オフの間にはサポーター有志が集い、クラブを救うべくSOS募金の活動を展開した。栃木SCがJリーグに昇格する前、JFL時代を戦った只木章広(現栃木SC育成部長)らJFL戦士たちが一肌脱ぎ、河内陸上競技場でチャリティマッチを開催した。僕もとちぎテレビの篠田和之アナウンサーや栃木SCやブレックス、バックスらの関係者らともにチャリティトークイベントに参加したが、いずれも盛況だった。お客さんも多数集まり、みんながクラブを救おうと必死だった。

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