「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

勝負をモノにするリスタートよ、来い!【J2第9節 アルビレックス新潟戦プレビュー】(20.8.1)

前節、栃木はアウェイで群馬に1-0。大﨑淳矢のゴラッソによる決勝ゴールで連敗を2で止めた。3勝1分4敗で勝点10、順位は14位に浮上。今節対峙するアルビレックス新潟は前節東京Vに1-1。5戦負けなしで3勝4分1敗、順位は6位につける。栃木が守備で構え、新潟がボールを保持する鉾盾対決が予想される。第9節は8月2日、栃木県グリーンスタジアムで18時キックオフ。

 

▼新潟には過去4戦3勝1敗

「北関東ダービーとか、連敗しているとか、連戦でメンバーが変わるとか、一人少なくなるとか、そういう色々な要素があるなかで勝ち切れたことは本当に大きいと思います」(田代)

前々節の町田戦後にたしかにあったモヤモヤを、中2日で迎えたダービー群馬戦で一気に吹き飛ばした感がある。

ミスを修正、ミスを修正、ミスを修正し、そして負けては勝って、今があるという今季の栃木。

「試合ごとに良くなっている部分がすごくたくさんあるし、みんなが改善点を変えようとする意識が本当に強いので、このチームは良くなっていきそうだなと感じているんです」

矢野は今年のチームにある選手たちの“姿勢”に太鼓判を押した。

 

中3日。3連戦最終戦。グリスタで迎えるアルビレックス新潟戦。さあ、このまま新潟も倒してしまえという一戦だ。

過去、新潟には4戦3勝1敗。相性はいいが、新潟が今季の昇格候補で、力があるチームなのは間違いない。

今季の新潟はアルベルト・プッチ・オルトネダ監督が就任。スペイン国籍。03年から14年までバルセロナのアカデミーの要職に就いていた実績を持つ。52歳の指揮官は、今季、トップチームの監督を初めて務めるのだという。

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