【サッカー人気1位】オルンガを手放しで絶賛してはいけない。…

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

勝負をモノにするしたたかな2ゴールで逆転勝ち。【J2第11節ファジアーノ岡山戦レビュー】(20.8.13)

2020明治安田生命J2リーグ第11節

2020年8月12日19時30分キックオフ 栃木県グリーンスタジアム

入場者数 1,784人

栃木SC 2-1 ファジアーノ岡山

(前半1-1、後半1-0)
得点者:2分 野口竜彦(岡山)、27分 明本考浩(栃木)、90+4分 柳育崇(栃木)

天候 曇り
気温 28.6
湿度 82%
ピッチ 全面良芝

<スターティングメンバー>

GK 1 川田 修平
DF 4 髙杉 亮太
DF 30 田代 雅也
DF 6 瀬川 和樹
MF 15 溝渕 雄志
MF 25 佐藤 祥
MF 14 西谷 優希
MF 18 森 俊貴
FW 19 大島 康樹
FW 17 山本 廉
FW 8 明本 考浩
控え

GK 31 大野 哲煥
DF 23 柳 育崇
MF 24 和田 達也
MF 13 禹 相皓
FW 16 榊 翔太
FW 9 エスクデロ 競飛王
FW 34 有馬 幸太郎

61分 山本→有馬
78分 大島→エスクデロ
90+2分 佐藤→柳

 

▼ペナルティ&一発退場を引き出す明本のビッグプレー

24分過ぎ、田代からロングフィードを引き出した明本が背後に抜け出すと、グイッと加速してマークしてきたチェジョンウォンの懐に潜り込んだ。一瞬にして前に入り込まれたチェジョンウォンが慌てるように明本に手と足をかけて押し倒す。

次の瞬間、主審が笛を吹き、ペナルティスポットを指さす。そしてチェジョンウォンにレッドカードを提示した。このときの瞬間を切り取れば、明本がGKと1対1になり、シュートモーションに入った明本の背後から手と足をかけて止めようとした決定機阻止。一発退場の判断は妥当だろう。

「キレについては一番重要視している部分なんです」

常々そう口にしている明本のビッグプレーだった。中断期間中から少しでも身体のキレを上げようとずっと鍛えてきた成果もあるだろう。地面をグイッと掴むように両足で蹴り出し、二歩目、三歩目には瞬く間にトップスピードまで加速する鋭さが、チェジョンウォンを煙に巻いてピッチ外へと追いやった。

ペナルティを誘ったかはわからない。が、明本のことだ。駆け引きとして当然頭にあったはずである。

 

開始早々の2分、CKをゾーンで守る泣き所を突かれ、警戒していた上田康太の左足から先手を取られる苦しい展開だった。

ここまでの栃木であれば、重たい空気のまま、時間を少しずつ消費していく一方だったが、それを明本が、前半のうちに一発のビッグプレーでひっくり返してみせた。

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