「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

中2日の5連戦4戦目は沖縄へ。タフな戦いを乗り越えろ。【J2第13節 FC琉球戦プレビュー】(20.8.18)

前節、栃木はホームで愛媛FCにスコアレスドロー。終盤は猛攻を仕掛けたが押し切れなかった。これで5勝3分4敗で勝点18、順位は10位。今節対峙するFC琉球は前節アウェイで群馬に1-0。3勝4分5敗、順位は18位だが、8月は3勝1敗と調子を上げてきている。沖縄の地でタフな戦いになるだろう。第13節は8月19日、タピック県総ひやごんスタジアムで19時キックオフ。

 

▼5連戦の4戦目、未知の世界へ。

中2日、沖縄独特の蒸し暑さ。タフな戦いになるのは間違いない。

5連戦の真っ只中の4戦目、アウェイでのFC琉球戦だ。田坂和昭監督が選手たちの様子をこう表現している。

「疲れがないと言えば嘘になります。ただ、あえてこのタフな連戦をやることによって成長する選手が必ず出てきます。僕自身も体験しているんです。Jリーグが開幕した元年の頃は毎週、水曜、土曜、水曜、土曜と試合が続きましたが、それで自分自身も成長できたという経験があるんです。だから、この5連戦は選手としてひと皮もふた皮も剥けるチャンスだと思っています。実際に今、成長していっている選手がいるので、それはありがたいし、チームに良い影響を与えることになるでしょう。チームとして競争もできています」

指揮官もがんばれがんばれと言っている。このタフな戦いを乗り越え、結果を掴み獲れば大きな自信になる。がんばろう栃木。いや、琉球の選手たちもがんばろう連戦4戦目。

 

今節対峙する琉球は今季、8節まで勝利がなく下位に沈んでいたが、8月に入ると3勝1敗と調子を上げてきている。3勝4分5敗、現在18位。

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