「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

カウンターに要警戒。今度こそ隙を見せず、隙を突く戦いを。【J2第15節 ヴァンフォーレ甲府戦プレビュー】(20.8.29)

前節、栃木はホームでアビスパ福岡と対戦して0対1。7試合ぶりに黒星を喫した。これで5勝4分5敗で勝点19、順位は11位。今節対峙するヴァンフォーレ甲府は前節アウェイで山形に1-3。5節以来9試合ぶりの敗戦となった。5勝7分2敗、順位は6位につける。

▼甲府のカウンターに注意

さあ、新たな5連戦だ。甲府、北九州、水戸、徳島、松本と続く5連戦。

先の5連戦では収穫と課題が見えた。

収穫は、誰が出場しようともハイプレス・ハイラインを軸とするコンパクトでアグレッシブな戦いの精度を保てたこと。

課題は、チャンスを決め切る力に欠けたことだ。数字でもチャンスを決め切る率の低さは際立つ。ましてや前節はシュート8本中の枠内シュートがゼロ。ここを乗り越えないと上位浮上はない。

今季も3分の1が終了。残り3分の2の戦いが始まる。

次なる相手はヴァンフォーレ甲府。山梨中銀スタジアムでの戦いとなる。

昨季、前期は完全リトリートで1-0の勝利。現スタイルをベースとするチームが戦った36節は88分までリードしたが追いつかれてドロー、勝点2を落とした、と言える戦いぶりを見せた。田代が言う。

(残り 1628文字/全文: 2106文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ