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「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

元栃木SC選手、稲若健志さんの著書が10月23日に発売。【お知らせ】

元栃木SC選手、稲若健志さんの著書が10月23日に発売。

『世界を変えてやれ! プロサッカー選手を夢見る子どもたちのために僕ができること(東洋館出版社)

稲若さんのブログはこちら

 

▼元栃木SC選手がスペインクラブのオーナーに!?

2003年から3シーズン栃木SCに所属していた元選手、稲若健志さんがすごいことになっています。

この書籍のあとがきに書いているのですが、近々にスペインのクラブのオーナーになる可能性があるそうです。

欧州クラブのオーナーといえば、ベルギー1部リーグのシント=トロイデンVVを買収した株式会社DMM.comの村中悠介氏が思い浮かびますが、新たな日本人オーナーへの動きということになります。

稲若さんは現在、日本人選手の留学支援を主にする会社の代表を務められているのですが、スペインのクラブのオーナーになることで、日本人選手が活躍できる枠を持ち、活躍してステップアップしてもらい、日本代表に何人も送り込んでいくという青写真を描いています。今現在、日本人選抜のチームを作って海外の大会に参加して好成績を収めるなど、日本サッカーの底上げを目的とした動き方をされている状況です。

なぜこんなことになっているのか――ということを書いた本ではありません。

稲若さんのセカンドキャリアは2012年頃に栃木でサッカースクールを開講することから始まります。過去にアルゼンチンに単身乗り込みサッカーをしていた経験から、アルゼンチンの指導者を日本に呼んで二人で指導を始めたそうですが、最初は女の子が一人というところからのスタートでした。

それからあれよあれよとスクールは発展し、その間にアルゼンチン関係者のつてをたどりながら世界各地にパイプを作り、日本人選手の海外留学の支援に回るようになりました。

日本でレアル・マドリードがサッカークリニックを開催するときは通訳兼アテンド役となり、レアル・マドリードOBのミッチェル・サルガドとは友人関係となり、今に至っています。レアルに在籍する中井卓大選手とも常に連絡を取り合い、彼がいかにして現在のステージにたどり着いたのかについても書いています。

栃木在住の稲若さんはひと月の半分を栃木で過ごし、半分をスペインなど海外で過ごす生活をしているそうです。この書籍を制作するにあたり、宇都宮のスタバで補足取材することがありましたが、数日後にはスペインに飛んでおられました。

稲若さんはこの書籍の中で、海外を経験することで子どもの人間力を高めること、たとえサッカー選手として成功できなくともその後の人生で逞しく豊かに生き抜く力を身につけてほしい、ということに主眼を置いて発信されています。世界に飛び出すことで考え方や視野がまるで変わる。右も左も言葉もわからない自分自身がアルゼンチンに飛び込んだことをきっかけに、その後の人生をステップアップさせた経験から、ぜひ若いうちに海外を経験して、視野を広く高く持って生きてほしい、と主張されています。稲若さんは現在、希望する小学生を年間何百人と海外に留学させています。そのための方法論やアドバイス、サッカーにおける日本と世界の差について、詳細にリアルに証言を交えて書かれた本ということになります。

熱い熱い本です。子どもを持つ親御さん、育成年代に携わる指導者の方にはぜひ手に取ってじっくり読んでほしい一冊です。

今回、僕は構成のお手伝いをさせてもらいました。僕自身、多分に刺激を受ける良いお仕事でした。間違いなく面白い書籍になっていることを保証致します。

 

鈴木康浩

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