「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

堅いロースコアゲームか。焦れずに戦い、そして上位への足掛かりとなる連勝を。【J2第29節 愛媛FC戦プレビュー】(20.10.24)

前節、栃木はホームでFC琉球に4対1。これで10勝8分10敗で勝点38、順位は11位につける。今節対峙する愛媛FCは前節ホームでV・ファーレン長崎と対峙して1-4。5勝7分16敗で勝点22、順位は最下位。栃木は連勝なるか。29節はニンジニアスタジアムで16時キックオフ。

▼愛媛は4連敗中だが……

4度目の5連戦の最終戦、アウェイでの愛媛FC戦だ。

前節、栃木は4ゴールの大勝を果たし、6試合ぶり勝利を手にした。

ただ、もう忘れたほうがいい。ケチャドバはそうは来ない。

次節の相手を考えれば、勝って兜の緒を締めよ、の姿勢で臨まなければ痛い目に遭うだろう。次節の相手、愛媛は現在、相当に苦しんでおり、最下位から抜け出せていない。だからこそ、田坂監督も選手たちに気を引き締めるように訴えている。

「順位は関係なく、簡単な試合ではない」

「愛媛は試行錯誤している分、何をやってくるかわからない不気味さがある」

そもそも栃木が愛媛に勝利したのは2014年が最後(現横浜FCの瀬沼優司のゴールで10、アウェイのニンジニアスタジアムにて)。

相性の悪さもあり、一筋縄ではいかない戦いだ。そしてこのカードは毎試合必ずロースコアになる。10か、00か、01か。心してかかりたい。

 

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