「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

洗濯機で丸洗いしてすぐ乾く!「スーツに見える作業着」栃木SCがオフィシャルサプライヤー契約を締結。【ニュース】(20.10.30)

 

▼伸びて、動きやすく、速乾性のあるスーツ

株式会社栃木サッカークラブが、世界初・スーツに見える作業着「ワークウェアスーツ」(WWS)を企画・販売する株式会社オアシススタイルウェアとオフィシャルサプライヤー契約を締結した。

スーツのデザイン監修は、栃木SCのオフィシャルグッズなどでコラボ商品も手掛けるセレクトショップ「ARKnets」(有限会社リストリクト)。3社のコラボモデルとして栃木SCの新スーツができあがる。

特徴的なのは「スーツに見える作業着」であり、軽く、伸びて、動きやすく、速乾性があること。

株式会社オアシススタイルグループの関谷有三社長によれば、一般的なスーツと比較したとき「疲労度が5分の1程度、集中力が3倍に増すという研究結果も出ている」とのこと。

これを聞いた田坂和昭監督は「すぐにでも着せたい選手がいます! いつも着ていろと言いたいです(笑)」と反応。

矢野貴章は「以前、テレビでこれを着用して農作業をしている人がいるのを見たことがあって、まさか自分が着るとは思ってもみなかった」としながら「これならば長時間移動があってもスーツが皺にならないし気にならない」と感触を確かめていた。

森俊貴や黒﨑隼人と「スーツに見える作業着」を着用したままボールを蹴り合ったが「本当に動きやすい」と3選手とも驚いていた。

スーツの形状をしながら、洗濯機で丸洗いができ、3時間で乾くという優れものが、栃木SCの新たなアイテムとなった。田坂監督は「ホームでもアウェイでも着ようと思っています」と断言。選手たちは当面はアウェイゲームの移動時などで着用する予定だという。

栃木SCがスーツのサプライヤー契約を結ぶのは2016年にJ3降格して以来、およそ4年ぶり。栃木SCの橋本大輔社長と株式会社オアシススタイルグループの関谷有三社長はともに宇都宮出身で旧知の仲であることがきっかけだった。

胸元には黄色のワンポイントが入り、内ポケットにはクラブフィロソフィーである「Keep Moving Forward」の文字がプリントされる。一般販売は11月22日(日)より、MUSEUM ARK(ミュージアムアーク)店頭とARKnets、WWSのオンラインサイトで販売予定。ネット販売に限り、汚れようが引きちぎれようが返品に応じる30日間の返還保障が付く。

 

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