「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

勝てば初の3連勝。先制点がより大きな意味を持つ一戦。【J2第30節 ヴァンフォーレ甲府戦プレビュー】(20.10.31)

前節、栃木はアウェイで愛媛FCに1対0。これで11勝8分10敗で勝点41、順位は9位に浮上した。今節対峙するヴァンフォーレ甲府は前節ホームでFC町田ゼルビアと対峙して2対1。11勝12分6敗で勝点45、6位につける。栃木は初の3連勝なるか。30節は栃木県グリーンスタジアムで14時キックオフ。

▼2連勝中の9位栃木がホームに迎えるのは6位甲府

早いもので明日から11月だ。揺るぎないチーム一丸を示してきた今季のチーム、このメンバーで戦えるのも残り13試合である。

栃木は現在2連勝中。琉球、愛媛にきっちりと勝ち切った。守備は変わらず堅調。そこにリスタートの質が伴い、ゴールに繋げられている点が大きい。琉球戦は明本のCKから榊、愛媛戦はオビから森というラインで先手を奪い取った。喉から手が出るほど欲したリスタートからの得点。それを手にできており、勝点3に昇華できている。

「可能性を感じるシーンが出ているのはいいこと。リスタートはキッカーが78割と言われているのですが、ないものねだりをしてもしょうがないので、いる選手の中でどうやって合わせていくか、というところは最近よく合ってきたなと思います」(田坂監督)

リスタートから断続的にゴールが奪えるようならば、ここから上位に肉薄することも十分に可能だろう。スローインも含めて細部に拘る姿勢を続けていきたい。

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