「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

90分間貫徹したい「いい守備からいい攻撃」。先手奪取でホーム戦勝利を。【J2第37節 レノファ山口戦プレビュー】(20.11.27)  

前節、栃木はアウェイでファジアーノ岡山に3対2。これで13勝10分13敗で勝点49、順位は12位。今節対峙するレノファ山口は前節ホームでジェフユナイテッド千葉と対峙して1対2。7勝6分23敗で勝点27、最下位に沈む。栃木は上位追随となる連勝なるか。37節は栃木県グリーンスタジアムで16時キックオフ。

 

▼前回の山口戦は苦戦しながら大島の一発で勝利

前回のレノファ山口戦(〇1-0)は88日、アウェイでかなり苦戦した試合だった。後半が始まった直後、右サイドで明本とのワンツーから抜け出した大島のゴールで10で勝ち切ったのだが、内容は苦しかった。

栃木のハイプレスは序盤こそ奏功していたが、前半の20分過ぎには山口のボランチ高を中心に冷静なるビルドアップで交わされ始め、逆サイドへ展開して前進されたり、最終ラインから一発のフィードを前線のFWイウリに収められて起点を作られたり、山口にペースを持っていかれるなかで度々決定機を作られている。

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