2試合連続で「劣勢から後半一気」で勝てたのはなぜか?【J2第37節 レノファ山口戦レビュー】(20.11.30)
2020明治安田生命J2リーグ第37節
2020年11月29日16時キックオフ 栃木県グリーンスタジアム
入場者数 2,296人
栃木SC 2-0 レノファ山口
(前半0-0、後半2-0)
得点者:52分 明本考浩(栃木)、80分 矢野貴章(栃木)
天候 晴れ
気温 8.1℃
湿度 61%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 22 塩田 仁史
DF 33 黒﨑 隼人
DF 23 柳 育崇
DF 30 田代 雅也
MF 18 森 俊貴
MF 25 佐藤 祥
MF 14 西谷 優希
MF 15 溝渕 雄志
FW 9 エスクデロ 競飛王
FW 8 明本 考浩
FW 19 大島 康樹
控え
GK 1 川田 修平
DF 4 髙杉 亮太
DF 6 瀬川 和樹
MF 5 岩間 雄大
MF 17 山本 廉
FW 34 有馬 幸太郎
FW 29 矢野 貴章
▼栃木対策に苦しめられながら工夫を散りばめる
前半、難しくなったのは山口がしっかり栃木対策を打ってきたからだ。
「どのチームも我々に対してはセカンドボールは意識していますし、特に今日の前半は山口にその中央へのコースも切られていたと思います」(田坂監督)
山口は中盤中央のアンカーにヘナンを配置。栃木の2トップのエスクデロと明本に入ってくるボールに対し、ヘナンがCB勢やインサイドハーフの田中らとともに目を光らせた。パスコースを遮断したり、CB勢と挟み込んだりしてボールを回収するシーンが、15分、29分、35分に見られる。
本来、山口は高がアンカーを担い、最終ラインに落ちながら相手をポジショナルに切り崩していくスタイルを取る。8月の前回対戦でそうしたように栃木のハイプレスを丁寧に交わしながら前進してくると予想されたが、蓋を開けてみれば、高はアンカーではなく、一つ高い位置のインサイドハーフにいた。
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