「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

速い攻めのやり合い、バトルの応酬は必至。僅差ゲームをモノにする勝負強さを取り戻せるか。【J2第40節 ツエーゲン金沢戦プレビュー】(20.12.12)  

前節、栃木はホームでザスパクサツ群馬に2対2。これで14勝12分13敗で勝点54、順位は11位。今節対峙するツエーゲン金沢は前節アウェイでアビスパ福岡と対峙して2対2。12勝11分16敗で勝点47、14位。栃木と似た者同士のストロングスタイル対決、一歩引いた方が負けという戦いだ。40節は石川県西部緑地公園陸上競技場で14時キックオフ。

 

▼似た者同士、タフな戦いは必至

直近2試合は2試合連続で最後に追いつかれてドロー、いずれも勝点1どまり。

この流れを切るべく、今週はリードした試合を勝ち切るためのトレーニングを行い、意識の共有を図った。3試合連続で同じような失態は犯せない。リードしたときの残り時間の試合運びは大きなポイントの一つだ。

 

今節対峙するツエーゲン金沢は14位、栃木との勝点は7差あるが、ここに来て上り調子だ。大宮、新潟、山形、徳島に4連敗したあとの2試合前に琉球に20で完勝。前節は完全アウェイのなかで2位福岡と対峙し、一時は2点をリードしたが終盤に福岡の気迫の前に2失点。それでも勝点1を持ち返ってきた。

質の高いサイド攻撃から質の高いクロスで先制。2点目は、強みとするCKから追加点を奪った。金沢らしい戦いぶりだった。

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