「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

川田修平、巻き返しのシーズンへ。「正直、昨年のような悔しい思いはしたくない」【トピックス】(21.2.9)

▼悪い部分も良い経験になった

オフから筋トレに励みながらパワーアップ。シーズンが始動すると水谷唯一GKコーチのよる猛特訓でパワーアップ。鍛え上げて、いざ立ち向かう”巻き返し”のシーズンである。

 

――GKグループのトレーニングがすごく激しくて厳しいですね。

「まぁ…その通りです(笑)。始動日から結構ハードなトレーニングが続いていて、その分、身体にも良い刺激が入って徐々に動くようになってきました」

――GKは今年、川田選手以外はコーチも含めて変わりました。岡選手は「GKグループは厳しいトレーニングをしているのでみんなで助け合いながらやっている」と言っていました。

「いやもうその通りで、厳しいトレーニングはポジティブな声掛けをしていかないとなかなかキツいですし(笑)、GKチームで励まし合い助け合いながら絆が深まっていると思います」

――岡選手は水谷コーチから「ステップを大事にしろ」と言われていると。

「ステップはすごく言われるので意識しています。ただ、連続してダイビングするメニューが結構あるのでステップを意識するにもキツい部分がありますね」

――身になっていきそうですか?

「始動日と比べると身体もだいぶ動くようになってきました。トレーニングにも身体が慣れてきたのか、届かなかったボールに触れるようになったり、弾き切れるようになったりというのは徐々に感じています」

――開幕スタメンを狙うところだと思いますが、昨シーズンを改めて振り返って、自分自身でやれたこと、やれなかったことは?

「昨年は納得いっていないです。とてもふがいないシーズンを過ごしてしまいました。もちろん手応えをつかんだ良い場面もありましたし、悪い部分も良い経験になったとは思いますが、正直、昨年のような悔しい思いはしたくないので、今年は昨年の経験を生かして、チームを助けるプレーをもっと出していけたらと思います」

――無失点で終われる試合が続いた時期もありました。逆に失点に絡んでしまった試合もありました。納得できない思いのほうが強いですか?

「そうですね」

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