「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

田坂和昭監督ロングインタビュー。攻撃、守備、一体感、選手個人の現在地。【宮崎キャンプ総括②】(21.2.15)

 

宮崎キャンプ10日目となった2月11日に田坂和昭監督にインタビューを敢行。今季の始動からここまでの手応えについて攻撃、守備、一体感、選手個人というテーマごとに総括してもらった。

 

▼宮崎キャンプの仕上がり具合は?

――宮崎キャンプ10日目。いよいよキャンプも終盤ですが、現状の戦術浸透や走りのフィジカル、コンディションの評価を教えてください。

「我々が準備してきたところは変更なく遂行できて、フィジカルコンディションのトレーニングメニューもほぼほぼ消化できています。フィジカルやゲームも大きな問題はなくやっていますし、昨年以上にコンディションの仕上がりは早いのではないかと思うぐらい、選手も意欲的に取り組んでくれています。戦術的なところも、既存の選手がよく声を掛けてくれている分、昨年のこの時期に比べればベースは早く浸透できています。トレーニングマッチは非公開でしたが、その中でも昨年やってきたことが78割まできているのかなと。新しいところも少しチャレンジしているのですが、そこに関してはまだまだ改善の余地があって、意識の共有はもう少し時間を掛けてやっていきたいと思っています」

(残り 9460文字/全文: 9958文字)

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