「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

その左足、古巣との開幕戦でいきなり炸裂するか?【J2開幕節 ファジアーノ岡山戦 プレビュー&コラム】(21.2.27)

いよいよ2021シーズンが始まる。昨季はストーミングを掲げて粘り強く、走り、闘い、10位に入った栃木。今季も同様のスタイルで戦い抜くだろう。初戦の相手はファジアーノ岡山。昨季は栃木が2勝したがいずれも接戦だった。さらに栃木が開幕ゲームで勝利したのは、2014年(対千葉戦、2-0)まで遡らなければいけない。難しい試合になるが、7年ぶりの開幕戦勝利はなるか。栃木対岡山の開幕ゲームは28日14時からカンセキスタジアムとちぎでキックオフを迎える。

 

▼15分までが非常に大事

色々と課題が出ているようだが関係ない。最初さえ乗り切ってしまえばあとは流れでいけると見る。

「まずは自分たちがちゃんと試合に入りたいという思いが強いです。相手より自分たちの走るサッカーを全員でできることが最優先かなと思います」(柳育崇)

最初の15分、そして飲水タイムまでゲームを作れれば、課題への不安が和らぎ、いけるぞ、の空気感ができる。飲水タイムでもう一度意思確認をして、さらにテンションを上げてゴーだ。

身体と身体が激しくぶつかり合う、緊迫の攻防が続くだろう。昨季の岡山との対戦は栃木が2勝しているが、いずれも先手は岡山が奪っている。

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